Lavender and Chai

イギリスの片隅にひっそり棲息中

英国の学校生活:お弁当

たまに市内の小学生を集めて学校対抗のサッカーの試合があるらしく、(くじで選ばれて)うちの子もサッカー場まで行ってきました。で、結果がどうだったか聞くと「7人対決の試合に自分の学校から5人しか来なかったから、他校の子2人助っ人で入ってもらって、その子たちが大活躍で得点も全部入れてくれて2試合勝った」ってw。別にうちの子選ばれなくていいから、選抜で上手い子選んで実力で勝ってくれ〜。意味あるのかなこんなんで・・・・。イギリスの学校やっぱり日本とどっかなにかが違うw

 

小学校2年生までは無料で給食が食べれるのですが、3年生からは有料なのでうちはお弁当にさっさと切り替えw。収入が一定以下の家庭では子供がお腹を空かせないように無料で食べれます。話を聞いているとどうやらご飯を食べ終わった人から昼休みに入るらしく、みんな校庭で遊びたいからご飯あまり食べずにさっさと外に出ちゃうみたいです。うちの子もあんまり食べないでいつも残してきます。お腹すいてないのかしら・・。給食の子は早食いかデザートだけ食べるとかで残しまくりみたいです。勿体ないね・・・。

 

お弁当はおにぎりは嫌らしく(小さいときはサンドイッチが食べれずおにぎり毎日だったのに・・)で、サンドイッチもバター塗るのも嫌だし、野菜も一緒に挟むのも嫌らしく、パンにハムかチーズはさんで終了w。料理っていうよりも、組み立て作業って感じですw。あと野菜と果物とプレッツェルとかドライフルーツを入れて終了・・・・。

一応お菓子は持っていってはいけないのですが、みんなポテトチップスやビスケットやチョコレート持っていっているそうです。給食がアイスクリームやパイみたいなデザートが出るのでお弁当の子だけ注意されてもね・・・。うちは一応規則を守っていれてませんが。。。

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楽ちん弁当

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お手紙つき

 

で、一回手紙をつけたら気に入ったらしく、毎日手紙を書いてくれとw。かわいいですね。恥ずかしくないのかな?って思ったら他の子も手紙が入っているときもあるみたいです。まあ日本語だからみんな何書いてあるかわからないし・・。日本語の勉強になると思い漢字を使いながら簡単なメッセージを書いています。が、内容がワンパターンなので毎日なぞなぞを入れることにしたらこれが結構人気ですw。漢字も見るしまあいいかなと。ポジティブな引用(be yourself !とか)のカードとかも売っていてそういうのを活用している人もいるみたいですが、うちの子にはそういうのは響かなさそうなので・・・w。

 

このお弁当箱はYumboxと言って、お弁当界隈(?w)ではイケてるお弁当箱みたいです。結構高いけど購入しました。こっちのお弁当箱はあんまり仕切りがないのでこれは結構便利です。

 

 

 

 

英語の本:12 Days of Christmas

クリスマス、師走の季節になりました。

毎年クリスマスはやる気がありませんが、クリスマス関係の本を借りてみました。

絵がかわいいです!

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12 Days of Christmas


www.youtube.com

 

この童謡を本にしたものです。1700年代に作られた歌詞だそうです。女の子がほしいものを歌うのですが、シンプルで確か息子が小さいときに聞いていました。

この本をみながら歌を聴いたらうちの子も一緒に歌っていました。

 

アドベントカレンダーが流行っていますが、本のアドベントカレンダーというアイディアもあって、24冊クリスマスの本をみつけて(図書館で借りてもよし)、それぞれラッピングして一日一冊ずつ読んでいくものです。アイディアは素敵だと思いますが、なかなか学校がある日は時間がとれずに昨日無理やり本人に音読してもらいましたw。小さいお子さんがいる人は日本語のクリスマスの本でもいいから一日一冊読むとわくわく感があるかなと思います!ラッピングを破るワクワク感が子供には嬉しいなと思います。

 

 

 

(このシリーズはうちの子が小さいとき大ハマリした絵本です!)

おうち英語:美術館に行く

夏休みにロンドンに行きました。せっかくなのでナショナル・ギャラリーに行くことにしました。小さいときに毎週のように美術館で催されたイベントに参加していたのですが、全く美術に興味を示さずとほほ〜。でもそろそろ再チャレンジをしようと思いました。コロナのおかげで、夏はまだ美術館は事前予約が必要且つ、観光客も少なかったので、ゆっくりと鑑賞できました。多分普段だったら人だかりできちんと正面から見えない絵画もレオナルドダビンチの作品以外は人だかりもなくとてもいい機会でした。

 

ただ、飽きさせないように事前に少し学習をしました。

 

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美術の子供向けの本

ゴッホとナショナル・ギャラリーの子供向けの本です。ナショナル・ギャラリーのはなかなかよくできていて、西洋美術史に疎い私も学ぶことが多々ありました。案外宗教画とかその当時の時代背景とか知らないから子供向けの本でも十分参考になります。英語もちょうどいいし。

 

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表情あてクイズ

事前にこういう作品があると目を通すだけで、当日美術館に行ったときに「あっ、これ本にあったよ!」ってトレイル的に鑑賞して楽しんでいました。

national gallery このリンクに飛ぶと、有名処の絵の一覧があるので、これをプリントアウトして持っていくと子供も楽しいかと思います。ゴッホの本も優しい単語でゴッホの人生と作品について書いておりうちの子でも理解できて、ひまわりの花を覚えたみたいです。ゴッホの絵は特徴がわかりやすいのでみつけやすいですね。

 

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教科書でみた絵が目の前に・・・!

このゴッホも人だかりもなくゆっくりと鑑賞できてありがたかったです。

 

絵が好きな子は美術の本を英語で買って一緒に読むといいかと思います。

 

 

 

 

 

Let's Cooking Together Project --子供と一緒に作る料理教室--

貧富の差が激しいせいか、子育てに関してはイギリスは無料のものが沢山あります。うちは貧乏でもないけど、お金持ちでもないのでw無料のもので資格のあるものは使わせてもらっています!(低所得の子供は給食が無料になったり、低所得エリアのところは子供向けの無料のイベントが沢山あるみたいです。お金がない為にやることがなく、子供が非行に走ったり、若くして妊娠しちゃうより、運動とかのイベントで子供を忙しくさせておくほうが子供のためにもなるし警察も医療もいらないので安上がりになるみたいです。。。)

 

フェイスブックが私にはとても便利で、地元の地味な子供向けのイベントなども見つけられます。最近参加したのがこの料理クラブです。近所の公民館が主催で、レシピと材料(ベジタリアン料理)を毎週もらい、親子で作り、その写真や動画をWHATSAPP(LINEのようなもの)のグループにあげて交流を深めようというものです。こっちの人は結構食の好き嫌いが激しくちゃんと料理しない人もいるので(冷凍食品ばかりとか)、新しい野菜料理に挑戦してみようというのと、子供も好き嫌いを減らそうというのが目的です。このコースは10週間続きます。

 

最初の週は野菜カレーでした。カレーに野菜ブイヨンを入れたりしてちょっとイギリス風カレーでしたが美味しくいただきました。ナンも作ったらあら美味しい!。しかし子供メインで作らせるのは忍耐を必要とし、二時間ぐらい台所に立っていて疲れました。途中で息子がスパイスぶちまけて、少し怒鳴ってしまいましたw。ごめんね。。息子は野菜残すかなって思ったけど、全部食べました!すごいっ。残りのカレーは少し水を足して、ゴールデンカレーを入れて味を整えて食べました。ゴールデンカレー入れたほうが美味しいわ。。

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ナンづくり



でもこんなにたくさんの材料を無料で頂いて、買い物の手間も省けるし、子供とのアクティビティーになるし、大変ありがたいです。他にも肉なしチリコンカルネ、コチジャン豆腐(これが一番美味しかった)、ジャックフルーツホットポット(これだけは不味くて食べられず。その晩は中華の出前をとったw。夫は美味しいって言ってたので一人で全部食べてもらった)などなど。うちの子は野菜とか嫌いとずっとおもっていたのですが、なんと全部食べました。これは目から鱗で、自分の思い込みが恥ずかしくなりました(但し、うちの子が自分で作ったものに限るみたいです。。)普段自分では作らないような料理を作る機会を与えて貰えたと共に、うちの子の好き嫌いが大きく改善されたのには本当に感謝です(私の思い込みも)。

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おりょうり、おりょうり、、

でもだんだん自信がついてきたのか自分で全部やりたがり、時間がかかるのとスパイスぶちまけたりして片付けがちょっと大変です。でもこれで大学生になって自炊しても自分でそれなりに作れるようになるような

 

オンライン香水講座

コロナで生活様式が大分変わりましたが、オンラインインベントも増えました。前はロンドンとかいかないと参加できないようなイベントもオンラインイベントのおかげで居住地に関係なく気軽に参加できるようになりました!

 

Floral Street というメーカーがscent school というのを開催していて、キットを買うとオンラインイベントに参加でき、香水のノートについて学べるという企画です。ちょうど、雑誌とタイアップしていて5ポンドで参加できるのと、こちらの会社の香水を試してみたかったので購入してみました。

テンション高めのおばちゃん(社長)がでてきて、途中、自分ちの犬が吠えまくったり(ZOOMあるあるかしら)して小さなツッコミがいろいろ・・・。おばちゃん自社製品に自画自賛しまくり、暴走気味で先に進み過ぎで、進行役のお姉さんにとめられてたw。原料の栽培者まで全部周知しているというのが売りらしく、匂いもナチュラルで素敵な製品でした。

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ゴッホのひまわりをイメージした香水

 

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ノートをお勉強。写真をこするとにおいがします

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香水のサンプル、ムエットと説明のカードがついています

 

英語学習者的には、香りを表現する形容詞(euphornic)などが学べるのと、チャットなどで会話に参加できるのがいいかなと思います。私はフルボトルを買うよりもミニボトルでその日によっていろいろ違う香水を使うほうが好きなので(貧乏くさいw),こういうちょっとした非日常なイベントは楽しかったです。実際オサレなお店にいくには敷居が高いけど、オンラインだと気軽に参加できるのもいいと思います。因みに商品は前もって送付してくれます。クラリンスとかよくやっているので

アドベントカレンダー

毎年一つアドベントカレンダーを買っている(買わされている)のですが、今年はハリボーにしました。

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ハリボー

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いろいろなグミが入っています

定番はチョコレートですが、今や、チーズ、紅茶、コーヒー、化粧品、酒、ペット用と思いつくものなら何でもあり・・。うちの子は今年はグミがほしいというのでグミに(そもそも家にお菓子が沢山あるので個人的には買いたくない。。)

 

あと最近よくきくのがhot chocolate stationっていうやつ!可愛いけど、飲みすぎて太りそうw。イギリス版おうちカフェって感じですかね。寒い冬はココアが美味しい。日本でも100円ショップとか使えば安くできそうだし流行るかな?うちはココアにホイップを載せるだけですがそれでも喜びます。安上がり〜。

 

だんだんクリスマスぽい雰囲気になってきました。全く何も用意してないけど。。

 

Feed a cake

近くの公民館でLet's Cook Together Projectというのに参加しています。詳細はまた書くとして、クリスマスケーキを作ることになりました。でも日本の生のクリスマスケーキじゃなくて思いっきり保存の効く焼き菓子のクリスマスケーキです。

#####レシピ#####

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30人前、、、うち3人家族なんですがw



 

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沢山の材料をもらいました

 

まず、レーズンやオレンジピールなどのドライフルーツを750gほど林檎ジュースかお酒に浸します。わたしはラムを使いました。もうこのドライフルーツだけでカロリーやばそうな量。砂糖とバターも250gずつと書いてあり、わたしは普段はイギリスのお菓子のレシピは砂糖を思いっきり少なくするのですが、今回は保存食(今週生地を焼いて、来週アイシングをして、クリスマスにケーキを食べるという予定なので最低1ヶ月ぐらいは保存します。常温で3ヶ月ぐらいは保存がきくらしい)なので、砂糖を減らすとカビとか心配なので、レシピに従ってみました。(あとしっとり具合とかもね・・・)シナモン、ナツメグ、オールスパイスの混ざった匂いはクリスマスっぽくていい匂いでした。ゴールデンシロップもThe・砂糖って感じで一缶もらってしまったけど残りどうしようって感じです・・・w。そして焼き時間も3時間!かなり手が込んでいます。焼けたら一晩ケーキを冷ましてできました!

 

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案外美味しそう

 

で、肝心のタイトルの「feed a cake 」って変な英語ですが、焼いたあとアイシングをするまで一日置きにケーキに林檎ジュースかお酒をケーキに注入という作業がありますw

ケーキに竹串などで穴を数カ所あけてそこにお酒を入れるそうです。そうするとケーキのしっとり感を保ったりお酒の味が広がって美味しくなるそうです。一日置きにケーキにご飯を上げる感じで、ケーキの世話をするなんて思ってもみませんでしたw。案外手の込んだお菓子なんですね。その作業をfeed a cakeって表現されていました。

 

それにしても、30人前もどうしよう。もう砂糖、バターにドライフルーツの量だけでカロリーがやばいのが分かりますw。こういうタイプのケーキはまず自分では作らないから、イギリス生活においてイギリスらしい経験ができて有難いなと思います。(食生活はあんまりイギリスらしくないので)